資格取得に掛かる費用を10万円節約する方法【教育訓練給付制度】

一級建築士 独学 一級建築士試験

こんにちは、トライです。

今回は資格取得に掛かる費用を10万円節約する方法を紹介します。

このブログで紹介しているように、設計製図は資格学校に通う方が賢明です。

設計製図講座だけ通うにしても受験生への金銭的な負担は大きいです。

一級建築士資格取得までにかかる費用について

一級建築士 独学 模試

一級建築士の資格取得までには、ザックリと以下の費用が掛かります。

シミュレーション例(総合資格学院に学科対策から通った場合)

受験料:17,000円

学科対策講座:935,000円

設計製図講座:616,000円

※セット料金だと1,551,000円→1,320,000円(この価格でシミュレーションします)

免許登録申請料:284,000円(令和2年以降合格者)

登録免許税:60,000円

その他:証明写真料など600円


合計:1,426,000円

かなりの出費ですよね…。

20代の大切なお金と時間のためにも、何としてもストレート合格を目指しましょう。

費用に関しては公益財団法人 建築技術教育普及センターのHPにも記載があります。

一級建築士試験 建築技術教育普及センターホームページ

教育訓練給付制度について

一級建築士 独学 模試

そこで今回ご紹介するのは厚生労働省の「教育訓練給付制度」です。

この制度は資格取得に掛かった費用の20%、最大10万円を国が支援してくれる制度です。

教育訓練給付制度
教育訓練給付制度について紹介しています。

先ほどのシミュレーションだと学科対策講座が税込61.6万円と最も高額なので、

61.6万円×20%=12.32万円

となり、上限の10万円を超えるため、10万円を国が負担してくれることになります。

資格学校のHPでも教育訓練給付制度の対象となる講座が明記されているので、念のため確認しましょう。

一級建築士 独学 教育訓練給付金

資格のTACだと開講コース一覧に

「教育訓練給付制度(一般)対象コースです。」

と明記されています。

資格学校に通っている最中に申請に必要な書類が貰えるので、一級建築士試験に合格した人は必要事項を記入し、居住地を管轄するハローワークにて必ず申請しましょう。

申請手続きに必要な書類は厚生労働省かハローワークのHPにまとめられているので参照してみて下さい。

申請に必要な書類は以下の種類です。

  1. 教育訓練給付金支給申請書
  2. 教育訓練修了証明書
  3. 領収書
  4. 本人・住所確認書類
  5. 雇用保険被保険者証(コピー可)
  6. 教育訓練給付対象期間延長通知書(適用対象期間の延長をしていた場合)
  7. 返還金明細書(領収書やクレジット契約証明書の発行後、教育訓練経費の一部が教育訓練施設から本人に対して還付された(される)場合)

1, 2, 3については教育訓練の受講修了後に資格学校から発行されます。

ここで注意点が一点あります。

厚生労働省のHPにも記載されていますが、以下の内容は注意しましょう。

教育訓練の受講修了日の翌日から起算して1ヵ月以内に支給申請手続を行って下さい。(適用対象期間の延長中に受講を開始し、修了された方も含みます。)これを過ぎると申請が受け付けられません。

教育訓練の受講修了日の翌日から起算して1ヵ月以内に支給申請手続を行わなければならないことです。

あまり時間がないため、忘れずに申請しましょう。

貰えるものは確実に貰いましょう。

まとめ:国の支援制度を活用して費用を抑えよう

一級建築士 独学

今回は資格取得に掛かる費用を節約する方法を紹介しました。

ドラゴン桜的に言うと、

頭の良い人間は国の制度をうまく利用し、頭の悪い人間は高い金を払わされ続けます。

一級建築士 独学 教育訓練給付金
ドラゴン桜より引用

このブログを読み、行動することで、少しでも資格取得に掛かる費用を節約しましょう。

そして、浮いたお金で美味しいものを食べたり、株式投資をしたり、有効に使いましょう。

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